2016.01.27 「食養生」で胃腸のトラブル以外も解消！

寒さも少しだけ和らいだようです。

この度の寒波は、寒さにも強いと思っていた米子でも多くの家庭で凍結による水道管破裂、

その影響から水道局からの水圧を下げるという対処から、

蛇口やシャワーの水量が少なくて勢いがない！！

トイレが気持ちよく流れない！！

といった声をよく聞きました。ライフラインは大事です。

さて、漢方の考え方では、食べ物で身体を養って病気を治すといった

「食養生」という考え方があります。

昔から「その季節のもの（旬のもの）を食べなさいよ」とか、

「その土地で取れたものがいいんだよ」と言われてますがその通り。

「薬膳」というと難しい様にきこえますが、普段食べているものの性質

（温めたり冷やしたり、どの臓器に良いかなど）を理解して組み合わせて調理する事が

「薬膳」です。「病院に行くほどではないけれども何となく調子が悪い」といった症状は、漢方の得意とする分野になります。

私も薬膳勉強会にお邪魔してお料理の勉強をさせていただいております。　漢方薬膳ネット
漢方では飲食物は「胃」という部屋に入った後、脾の働きにより飲食物の中から

気（エネルギー）や血（身体に栄養を運ぶ）、津液（身体の潤い成分）

、精（生命の根本物質）を身体に取り込むと考えられていて、

健康を維持するには「食べ物」がとても大事で、その食べ物から気・血・津液・精を作り出す

胃腸機能（脾の働き）が正常であることが最も重要視されるんです。

このスライド写真はとあるアンチエイジング(老化防止）の勉強会で写したもの

認知症予防も食事が大事だと。。。。。。

ご存知ですか？胃腸機能の低下は

　　胃腸疾患だけにとどまらない事を！！

胃腸の働き全般を「脾」と呼んで「エネルギーを作る源」と考えていて

それ以外にも「免疫力や筋肉」にも密接な関係をもっています。

昔から「ひ弱」という言葉がありますが、まさしく「脾の働きが弱い」という事

脾が弱いと、「胃もたれする」「食欲が無い｣だけでなく

「風邪を引きやすい」「疲れが取れない」「肩が凝る」「手足が冷える」

「花粉症｣｢アトピー性皮膚炎」「不妊症」「骨がもろい」「めまいやふらつき」「耳鳴り」など

ありとあらゆる病状を引きおこすキッカケとなるんです。

食事はとっても大事っすよ！！

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