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2015.02.07 毎年、花粉症で困っている方へ。 今年は漢方 いかがでしょうか。

こんにちは、漢方アドバイザーのえんどうです。

花粉症の季節がやってきます。

うっとおしいと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

環境省の今年の予報では、前シーズンと比べ、花粉総飛散量は関東以北で花粉量がかなり多くなり、
近畿・中国地方ではやや多く、四国九州地方では少なくなるといわれています。
病院で処方された薬を使うと「眠くなる」、「頭がボーッとして仕事に差し障る」、あるいは
「毎年同じ事の繰り返し、なんとかならない?」と感じていらっしゃる方は漢方による花粉症対策をお試しください。

では、なぜ病院で処方されたお薬や薬局で販売されている鼻炎のお薬を飲むと眠くなるのか知ってました?

ここからは、とてもわかりやすく解説されていた地域薬剤師ネットサポートさまの引用になります→ここ

花粉が身体に入ってきた時に、肥満細胞(マスト細胞)から神経伝達物質であるヒスタミンなどが放出されます。

これが大量に放出されることで、ヒスタミン受容体とくっついて(鍵と鍵穴の関係)アレルギー反応(過敏反応)となりますので、くっつかない様に邪魔(阻害)する薬が抗ヒスタミン剤と呼ばれる薬の働きです。

 

しかし、ヒスタミンは鼻粘膜の過敏反応を起こすだけでなく、脳の学習機能向上や覚醒にも関与しているのでこの部分まで邪魔(阻害)することによって、眠気や身体のだるさを感じるようになるんです。

考えようによっては、すごい事が起こってるんですよね。

漢方では症状が起きる原因を二つに分けて考えています。
身体の免疫力『正気(しょうき) 』と外から悪い影響を及ぼすもの『邪気(じゃき) 』。
正気は養い、邪気は取り除いていきます。

この花粉症の時期。正気を養うための漢方処方として『衛益顆粒』、邪気を除く漢方処方として『小青竜湯』などがあります。

ほかに邪気をはらうためのものは、「マスクやメガネ」になるのでしょうね。
当店ではお一人ずつ症状を伺ったうえで、体質チェックを行い、症状や体質に合わせたご提案をしております。
「今年こそはなんとかしたい」と言う方はぜひご相談くださいね。お待ちしております。
また、免疫力を高める為に、生活面での養生法も取り入れるのが効果的ですよ。

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