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漢方に関する豆知識
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2024.10.23 女性のお悩みには出産経験も関連あり

ご相談にお見えになった  二人の女性に共通点がありました。

お二人ともご年齢も違うし、

ご相談内容も全く別のことなのですが

お話をよくよくお聞きしていくと、

血の道というか

血液の流れが滞ってきて  その結果、

思いもよらぬ症状が出ておられます。

血液の流れが滞る原因はいろいろあるのですが、こちらのお二人の場合、

もともと気血両虚の体質(エネルギーが足りないし、血液がじゅうぶんな状態ではない体質)でいらっしゃって、

それでもめでたくご懐妊され、ご出産された所までは良かったのですが、

その体質を改善することなく、

産後の時期を乗りきってしまわれ、

出産という、女性にとって大きなダメージをひきずったままにされていたんですね。

「だって漢方なんて知らなかったんだもん」

そんなお声が聞こえてきそうです…。

健康な女性が、出産後に、病気でもないのに漢方薬を飲むという習慣はまだ日本では根付いていません。

でも、出産でお身体には相当なダメージを受け、いつもの平常時の状態とは絶対に違っています。

もしあなたが出産をひかえておられるなら、

ぜひ漢方を飲んでみて下さい。漢方の恩恵を受けてほしいです。

もしご家族や周囲に、産前産後の方がおられたら、

「漢方飲んでみたら?」

って声かけてみてあげて下さい。(良い漢方薬を選んでもらえる薬局に行かれることが必須です)

産後の無理というのは、何年先にも影をおとします。

赤ちゃんにおっぱいをあげながら、

気や血を元の状態に戻していくには

何ヶ月もかかります。

気や血を一度に大量に失う「出産」という大仕事をなし得た後のお身体を、どうぞ大切になさって下さい。

1無理をしないこと

2周囲の方々に甘えること

3そして気血を養う漢方を取り入れること

これがとっても大切です。もちろん栄養面も大切です。

お二人の女性は

漢方と養生で、

これから、きっと良くなっていかれると思います。

お大事になさって下さい。

産後の漢方のご相談お待ちしています。どんな症状が気になりますか?

産後すぐでなくても、何年たっていても飲める漢方薬があります。

鳥取県米子市日野町165

遠藤全快堂薬局

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