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2021.10.15 女性の冷え症。原因4つ

秋がグンと深まっています。寒さへと向かっていく季節ですね。

女性の健康上のお悩みに「冷え症」があります。

いろいろなアンケートをとるとだいたい女性の約半数が冷えを感じているそうです。 ありふれたお悩みで、それほど問題ではないようにも見えますが、ほおっておいてよいわけではありません。不快感だけにとどまらず、代謝の低下、免疫力の低下、生理のトラブルや不妊など、全身への悪影響に発展することがあります。

女性の冷え症の原因を大きく4つに分けてみました。

1 熱エネルギーを作りにくい

熱エネルギーは、自分で作り出すものです。食べ物を食べることによって作り出したり、運動することによって作り出したりします。

でもこのタイプの女性は、少ししか食べられなかったり、食べてもうまく消化・利用できないなど食べることから作るエネルギーが少ない。または、運動不足や動くのが苦手で、運動量が少ない。または筋肉量が少なかったりします。

冷えのほかに現れやすい特徴は、疲れやすい、顔色が白っぽい、胃腸は強いほうではない、平熱が低め、などです。

2 血のめぐりが悪い

熱エネルギーが作られると、血液の流れによって全身にいきわたらせます。

このタイプの女性は、何らかの理由で血のめぐりがとどこおっていたり、血がドロドロ粘っていたりして、全身に熱を巡らせることができません。

冷えのほかに現れやすい特徴は、頭痛や肩こり、目の下にクマ、肌がくすみやすい、吹き出物など肌荒れしやすい、生理痛が強い、などです。

3 自律神経がバランスを乱している

体の中では、外部環境などの状況にあわせて、交感神経と副交感神経が温度管理しています。これを自律神経といいます。自律神経は、血流や発汗などを微調整することにより体温をコントロールしています。

このタイプの女性は、長い間ストレスがかかったり、働きすぎや睡眠不足、加齢や更年期など様々な原因のために自律神経のバランスが乱れています。そのため血流も悪くなりがちです。

冷えのほかに現れやすい特徴は、いつも緊張しているような感じがある、眠りの質が悪い、イライラや落ち込み、ため息が多い、ノドがつまる感じ、おなかが張る、便秘したり下痢したり、などです。

4 水分をためこみやすい

水も体じゅうを循環しています。水は熱が上がりすぎないようセーブしてくれる大切なものです。けれどもそれが滞ってしまうと、熱が伝わりにくい状態になります。

このタイプの女性は、水が停滞してしまうことにより、熱エネルギーが働きにくくなります。体が温まりにくくなるのです。

冷えのほかに現れやすい症状は、体がむくみやすい、頭痛やめまいが起きやすい、下半身を重く感じる、天候によって体調が変わりやすい、などです。

以上、女性の冷え症の原因をタイプ分けしました。あなたの冷え症の原因はどのタイプですか?

同じ冷え症でも、昔と今、20代の時と、40代になってからとでは、原因が違うかもしれません。また、一つのタイプだけではなく、二つ以上のタイプを併せ持っておられる方も多いと思います。

漢方と生活養生で、冷えの対策を始めませんか? どうぞ私たちにご相談くださいね。お待ちしております。

遠藤全快堂薬局  えんどうひろこ

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