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2021.10.13 精子は傷つきやすいのです

こんにちは。このブログでは、赤ちゃんが欲しいカップル様の参考にしていただけることも書いていきますね。

精子についてお話しします・・・💕💕(゜゜)~

精子の弱点は2つ!! 熱と酸化に弱いのです!!

まず1つめの「熱」について。

精子は熱くなると元気がなくなってしまいます。男性の体の構造で、陰嚢は体の外にとび出ていて、適度に冷やされることによって温度が上がりすぎないようになっています。(女性の場合、卵巣は冷えてはいけないので、体の奥にあります)

ですから妊活中の男性は、サウナに入ったり、長風呂をして、温まりすぎることはあまりよくありません。

ボクサーパンツなどのピタッと締めつけるような下着をはくと、本来のあるべき姿、体の外で揺れるようなフリーな感じが損なわれます。

長時間の運転のお仕事や、事務仕事でずっとデスクに向かったまま座り続けていることは、睾丸周辺の血液の循環を悪くし、その結果びみょうに温度が上がってしまいます。

上記はすべて、精子の状態をピンチにする、「熱」を生む生活習慣です。

そして、もう2つめの 「 酸化 」 です。

酸化とはすなわち、活性酸素などで 自分の細胞を傷つけている状況のことです。

一度の射精に、精子は何千万匹(通常の場合)と含まれます。

一つ一つの精子はとても傷つきやすくデリケート。でも修復機能は備えていませんので、一度傷ついた精子はもう元には戻りません。いかにダメージ精子の割合を低くするのか、が妊活に重要なのです。

活性酸素の発生源と言えば、まずはタバコが挙げられます。タバコは本当に妊活に悪影響ですので、禁煙できたらそれに越したことはないです。どうしても禁煙できないなら、極力本数を減らしていくことをおすすめします。

そのほか、激しい運動をすることや、 ストレス・不安感が続くこと、放射線や強い紫外線を浴びることなども、精子への悪い影響が考えられます。

精子は性行為があるなしに関わらず毎日作られています。体外に放出されなかった精子は体の中で自然に消えていきます。

古くなった精子が消える時、活性酸素を出しているそうです。その時生まれた活性酸素は、次に控えている新鮮な精子を傷つけているんですって。なんてこった!!

ですから、以前は赤ちゃんを望むなら、何日間か禁欲してから夫婦生活を。と言われていたのですが、最近は長期間ためすぎてはいけないと言われています。

少なくても3日に1回くらいは精子を放出したほうが妊娠しやすいらしいです。

その他 活性酸素が増えてしまう悪しき生活習慣は、アルコールの飲み過ぎ もです。

体内でできた活性酸素などの酸化物質は、野菜や海藻や果物を適度にじゅうぶん食べていると、ある程度は自分でお掃除することができます。なのでお肉ばっかり食べていたり、カレーだけ、ラーメンだけというような偏った食事が多くなると、野菜や果物が足りない食事 になって酸化物質をお掃除する力が低下します。

また 睡眠不足や過労 も男性の力を発揮できなくなります。

男性が傷つきやすいのとおんなじで、精子も傷つきやすいのです。

以上のような、精子をいじめる悪しき生活習慣がおありのようでしたら、今からすぐに!変えられる所から変えてみてくださいね   精子を元気にする生活を始めましょう。

 

☆☆☆漢方薬は、体質・状態・季節など、さまざまな要因により決まります。ご相談はこちらまで。 遠藤全快堂薬局 えんどうひろこ   TEL  0859-22-3634

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