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2015.08.25 からだが乾くって!? どんな事?? 

こんにちは、漢方アドバイザーのえんどうです。

最近、どこかに行くとレンタサイクルでまちなかを自転車コキコキと汗を流しながら走っています。

自転車のイラスト

秋田県 大舘市に行った時には市観光協会の無料自転車を借りて(変速付き)、半日走り回ってましたし、広島県 広島駅周辺をこれもサービス券を使って無料自転車(こちらは電動自転車)乗って、いろんな所に寄っては地元の美味しいものを食べてました。

ゆっくりと風を感じながらその街を楽しむのはいいですよね。

自転車に乗っているととっても汗をかくんです。

汗のイラスト

その為にも水分補給を心掛けて走っておりましたが、からだが乾くと実感した事ってありますでしょうか?

いわれないとあまり意識しない事だと思います。

 

分かり易いのは、口がかわく(ドライマウス) 目がかわく(ドライアイ) お肌がかわく(ドライスキン)と身体の表面の状態はわかりやすいのですが、表面が乾くということは内側も渇いているんですね。

内側が乾くってどんなことでしょうか?

乾きやすい部位としては、筋肉 肺 肝臓 腎臓 心蔵 すい臓など。

筋肉が乾いてくると、しなやかな筋肉を維持する事が出来なくなり、ふくらはぎのこむらがえりや筋力の低下から転びやすくなるんです。

肺が乾いてくると、空咳や痰がきれにくくなったり、喉のイガイガ感が出てきたり、ひどくなると「間質性肺炎」になったり。

肝臓が乾いてくると、皮膚のカイカイやアレルギー症状や上半身のほてり感が出やすくなります。

腎臓が乾いてくると、頻尿や慢性の膀胱炎になりやすくなります。

心臓が乾いてくると、心筋梗塞や狭心症などの原因にも。

すい臓が乾いてくると、糖尿病になったり。

血管も乾いてくると、動脈硬化になりやすくなるでしょう。

からだが乾くって、列記してみるとすごい事ですよね。

イメージしてみてください。

これから美味しい柿!!

柿のイラスト

みずみずしくて美味しい柿と干し柿。

からだが乾くということは、からだが干し柿の様になってしまったということです。

干し柿のイラスト

干し柿の様になったからだは「老化した」という事になります。

赤ちゃんとおじいちゃん・おばあちゃんの様子を見れば一目瞭然ですね。

そこでからだが乾いているからといって、水を飲めばよいという訳ではありません。

(水をたくさん飲めば若返るわけではないというのは簡単にわかることですね)

からだの潤い成分は栄養分のたっぷりとある滋潤の液ですから、これらを補う事が元気で長生きする為には大切になってきます。

漢方には補陰(陰=潤い分を補う)という考え方があります。

乾く症状は50歳くらいから始まる事が多いので、50歳を過ぎたらからだの潤い分を補うことを是非チャレンジしてください。

その方の症状や体質に合わせて、オーダーメイド漢方というものありますので是非「からだの乾きによい漢方 欲しいんだけれども」と言ってください。

食事の事もあわせてその方にあったご提案いたします。

 

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