2023.04.21 もっと美しくなりたい！！ 永遠のテーマ

「東洋医学で考える美しさとは、直接関節や皮膚の下にヒアルロン酸の注射をしたりするのではなく、気のめぐり、血のめぐり、水のめぐりを整える事で内なる美しさを引き出す事を目指しています。」

内側がきれいになれば外側もきれいになる。

キーワードは「潤い」です。

女性にとって血液は根本になるもので、漢方では血（ケツと読みます）といい、血液の事ではなく、血液をも含んだもう少し広い範囲を意味します。

血に関係のある臓器に肝臓がありまして、美肌の為に日々､モクモクと働く寡黙な仕事人。それが肝臓です。肝臓には血液がたくさん集まっていて「血の蔵」とも呼ばれていますので、しっかりと肝臓が働ける環境にするには質の良い血液が十分にある事が大事になってきます。約500種類もの仕事を24時間休み無しに、文句も言わずに働く肝臓の仕事はというと「体内に取り込んだものを解毒する事と食べたものを合成する」という事。お肌に必要なビタミンやミネラルを合成したり分解したりしている科学工場なので、これが上手くいかなくなると、メンタルが乱れ、疲れが溜まり、お肌のくすみが取れなくなって、肌の張りが無くなってまいります。

女性の場合、質の良い血液がいつも潤沢にあって気持ちよく巡っている事が重要なのです。

あの中国の女帝「西太后」も多くの権力を手にした後に望んだのはこの栄光が長く続く事。「不老長寿」への願いだったはずです。西太后も愛飲していたものをこっそりとお教えしますね。

「瓊玉膏（けいぎょくこう）」という漢方薬で、中国国交正常化の時に田中角栄首相が中国から贈られた贈答品の中にこの「瓊玉膏」が含まれていたんです。それぐらい珍重されたものなんです。

あなたも「目指せ！！漢方美人！！！」