2025.10.10 小児のアレルギーはもしかしたら胃腸が弱いから?
「食欲の秋」「行楽の秋」と昔から言われる様に、秋はいろんな意味で心が豊かになる時期ですね。
良い季節です。
さて、今朝観ていた情報番組の中で「ナッツアレルギー」の事が話題になっていました。
子供のナッツアレルギーがとても増えているらしいです。
専門家の見解は①検査機器が良くなった(今までわからなっかったものがわかる様になった)②環境の変化(食事の西洋化など)を挙げておられました。
治療方法としては、経口免疫療法といって、少しずつアレルゲンになるものを長期間摂取する事で、免疫系を慣らして反応を出にくくする方法や、アレルゲンの除去(ナッツを食べない)となっていました。
私が日頃の相談の中で今回の話題について思うのが、この度のニュースの場合、漢方では「脾が弱い(胃腸が弱い)」タイプではないかと考えます。
小児は大人に比べて胃腸機能が弱く(消化器系が大人に比べて未発達)、すぐにお腹を壊したり、お腹が痛くなったり、吐いてしまったりと様々な症状が出やすいところがあるのでは?
「腸と免疫の関係」で検索すると、腸は免疫機能の中心的な役割を果たし、体内の免疫細胞の約70%が腸に集まっています。と書かれています。ここが未発達なのでアレルギーも起こりやすいのではないか??
食事を米を中心とした和食に変えて、腸内細菌のエサになる葉っぱの野菜を火を通して摂り、乳製品を含む西洋食を控えるなどして食生活を気を付けすのがまずやれる事かなと勝手に考えています。