2018.06.30 梅雨の時期は胃腸を大切に!
「脾は医の王道なり 後天の本なり」
胃腸の働きを整える事は治療の王道です。
脾は後天の本になります。(えんどう訳)
脾とは現代医学では消化器系全般を指します。
口から入ってお尻の穴から出るまで。
私たちは食べることで生きるエネルギーを補っていますから
食べて、吸収して、エネルギーに変換する
この事が十分に行われないといくら食べても
身体にとって有益のものとならないばかりか
いろんな病気を引き起こす根源になるという考え方です。
実際、胃腸の働きを整える事だけで
「花粉症がよくなった」
「冷え性が改善した」
「皮膚の状態がよくなった」
「神経痛が軽くなった」などいろんな症状改善例を経験します。
胃腸機能が悪くなった時に起こる症状としては
吐き気 胸焼け ゲップ 胃痛 詰まった感じなどあり
現代医学の治療法として、
①胃酸の出方を抑えるもの
②胃粘膜を保護するもの
③胃酸を中和するもの
④胃の働きを促すものと 対処療法が中心となります。
漢方では脾の機能(働き)を高める様に考えるので
食べたものから必要な栄養素を消化吸収できているか「消化吸収力」を高める事に重きを置いています。
現代人は、辛いものの過食(ストレス社会?)
幼い頃から生ものや冷たいものの摂りすぎ
流し飲み喰い(軟らかいものを好む、あまり噛まない)などの影響からか
気・・生命エネルギー(生きるパワー)
陰・・物質(潤い分) の両方が不足しがちで
脾の気陰両虚の方が増えています。
このような方の特徴として
①食欲がない(時間が来るから食べている)
②舌の色が淡いピンク 舌苔が欠けている
③便が軟らかい(軟便ぎみ)
④くちびるが乾いて荒れ気味
⑤手の爪の甘皮が荒れている
⑥肌の乾燥 などが見受けられます。(みんなある人はいませんが)
実際、胃腸機能が弱っている方に
アレルギー疾患や2型糖尿病の人、痛風の人、うつや自閉症
婦人科疾患の方が多い様に感じます。
少しでも「それ、自分です」とか「なるほど!」と
思った方は、食事をゆっくりとよく噛んで味わいながら食べてください。又、おなかを冷やさないように冷たい物や生ものを控え目にしてください。
それでもダメなら、漢方薬を試してください。
その方に症状や体質にあったものをお勧めいたしますよ。
気になったらまず連絡してくださいませ。
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