2015.04.11 漢方薬は野菜スープ?!
少し、天気がよくなってきました。よかった!よかった!!
花見のシーズンなのに、ずっと寒かったですもんね。
漢方アドバイザーのえんどうです。
最近、食べ物についていろんな記事が目に付くようになってきました。
薬膳教室でお料理を作ってからじゃないですよ。
以前から食べものについてはいろいろと注意しているんです。
食材には、それぞれ性質があって「温めるもの 冷やすもの どちらでもないもの」
また、味にも「五味 (酸 苦 甘 辛 鹹(しおからい)」があります。
それらを組み合わせて、その時の体調に合わせた料理をつくるのが薬膳といわれるものと私は理解しています。
漢方薬も原料となっているものを考えてみると、元々は薬膳スープだといって昔に講演で聞きました。
桂枝湯という処方があります。
含まれる薬草を考えてみると
桂皮 シナモン(香りがいい~)
芍薬 シャクヤクの根(立てば芍薬 座れば牡丹。。。)
大棗 なつめの実
甘草 カンゾウの根(天然の甘味料)
生姜 ショウガを乾燥させたもの 立派な野菜スープなんですね。
体力が衰えている時や胃腸の調子が悪い時などは、漢方薬が身体にとっても優しく効いてきますよ。
漢方薬の選別は、ネットで調べて「これがいい!」と言わずに、必ず専門の人に相談してからご服用くださいね。
こちらもご覧ください。
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