2015.04.23 舌は情報の宝庫です!
こんにちは 漢方アドバイザーのえんどうです。
昔、現在の様な検査機器が無かった時代にどの様にして患者さんの状態を見極めたかというと、顔色を見たり、臭いを嗅いだり、お腹に触ったり脈をみたり、様子を聞いたりして総合的に判断しました。
その中の診断方法に「舌を診る」という方法がありまして、「舌診(ぜっしん)」といいます。
これを知っていると、いろんな事の情報が手に入ります。
例えば舌の場所によって、相対する臓器があるんです。
舌の先が赤いと精神的にストレスが溜まっていたり、眠りが浅かったり
舌の両側が青っぽく見えると肝臓が疲れていて、二日酔いしやすかったり
舌の中央あたりに苔が抜けていると、胃腸の働きが落ちてきているなどいろんな事がわかるんですよ。
ちなみにこんな舌の人は
風邪をひきやすく、むくみやすくて、元気が無いタイプ、すぐに疲れたというタイプといえるのではないでしょうか。
舌苔の有無だけでなく、舌の形や色などが身体の状態を表していますので、朝の洗面所でチョッとチェックをするだけでも健康管理に役立ちますよ。