2016.08.19 秋が少しずつ近づいてきていますよ。
残暑 お見舞い申し上げます
お盆も過ぎて、朝晩が少し涼しく感じる様になりました。
大山にある薬草園あたりでは、もう布団がないと
夜は寒いようです。
やはり、秋は着実に来ている様でございます。
さて、夏ばて⇒秋ばてへの対応が必要な時期となりました。
「自然界の気候変化は人間の身体の変化と通じる」
漢方理論をあらわす言葉のひとつです。
夏の暑さから大量の汗をかいて
潤い(陰)と元気(気)を消耗したままで秋に向かうという事は、
秋の燥邪(乾燥)と寒邪(冷え)にやられやすいと考えます。
“秋は肺の季節”
秋に多くなる疾患に「風邪 ぜんそく 咳 皮膚トラブル」があります。
これらはすべて「肺」に関係する器官の病気です。
つまり、「秋」の養生は「肺」の養生が重要という事なのです。
私が考える秋を健やかに過ごす為のポイントについてお伝えいたします。
1)皮膚・粘膜(表)の防衛力を高める
肺の衛気(守る気)が不足すると外からの影響(ウイルスや秋の花粉など)を
簡単に受けやすく、結果として風邪を引く、咳が出る、ぜんそくになるなど
病気の発症・悪化に繋がります。
衛益顆粒で衛気を補って、皮膚・粘膜を丈夫にしましょう。
2)身体の潤い分を養って肺燥を潤す
肺が苦手としているものに燥邪があります。夏の暑さを経験したばかりの
身体では「潤い不足」の状態が潜んでいて、それに秋の乾燥も加わり、
皮膚が乾燥する 唇や粘膜が荒れる 喉の奥が乾く 空咳や便秘になるなどの
症状がでやすくなります。従って、身体に潤いを与えるものを使って元気な
身体づくりを目指しましょう。
潤肺シロップ 紅サージで潤いを補いましょう。
3)血液循環を良くして肺気のめぐりをスムーズにする
気と血の関係は密接で、サラサラとした血液が流れる事は肺気の
「出入り」がスムーズになります。年配の方や慢性病をお持ちの方、
特に血液循環が悪いとお医者さんに言われている方は、肺炎やぜんそく・咳に
伴う合併症(心筋梗塞、脳梗塞など)が出易いので、いつも血液のめぐりを
意識して「血流を良くして肺気を高める」事が大切になります。
冠元顆粒 田七人参で血液の質を改善して流れをよくしましょう。
4)胃腸の働きを高めて肺を丈夫にする
五行の相生関係より脾(胃腸の働き)が弱ると肺の働きも落ちると考えています。
胃腸機能の弱い人は肺気が不足しがちになりますので、脾を丈夫にする
漢方薬で体力をつけて肺の病気予防をしてください。
便がゆるい方やいくら食べてもなかなか太れない方、いつもお腹がもたれている方も
要注意です。
補中益気湯 香砂六君子湯 参苓白朮散 晶三仙をつかってください。
その他にも、
5)便通を整えて咳や胸のつかえを解消
6)ストレスから肺を守る
事も関係がありますので、日頃からの養生にも気を配りながらお過しになってください。
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