2014.11.29 風邪を引きやすい季節、気道、粘膜、線毛細胞を保護しましょう
来週から寒くなるようですね。
風邪が心配な季節です。年末で忙しくなり、忘年会で飲みすぎ、体力もよわるかもしれません。
繊毛細胞と風邪体質という話があります。
風邪を引きやすい体質の人は、線毛細胞の「動きが悪い」「弱い」「同じ方向に動かない」ということがあるようです。
もしも、鼻や喉、気管に身体にとってわるいもの(ほこりや菌、ウイルス)が入ってきた時にそれを速やかに外に出す事が出来なかったら、、、、。
身体にとって悪いものをからめ取って、外に出てくるものが「痰」です。
この痰の粘度(粘り気)が高いと・・・ほこりや菌、ウイルスが残りやすく、熱がこもりやすくなっている状態=熱毒
サラサラとした分泌液が減少して不足すると・・・身体の潤い不足の状態=陰虚
線毛細胞の動きが悪いと・・・痰をスムーズに出す事が出来ない状態=気虚
漢方では、それぞれに対応する方法があります。
水を1.5リットル飲む事で解決するという情報もありますが、無理して飲まなくても陰(身体の潤い成分)を補いながら元気をつける漢方薬があります。
風邪を引きやすい季節は、気道 粘膜 線毛細胞を保護する事が風邪予防に繋がるんですよ。