2022.09.03 土井善晴先生のYouTubeライブを見ました
料理研究家の土井善晴先生、面白くて好きなんですよね〜。
込み入ったお料理をできるプロの料理研究家が「一汁一菜でよい」ということを提唱して下さるのは、一般人にとっては、とてもありがたいことです。
そんな土井先生の本の出版社による無料のYouTubeライブ。
自分も料理をしながら、音声だけを聴いていたので注意散漫でしたが、覚えていることをシェアしますね。
生きていくためには料理をしなければならない。
でも料理をそんなに難しく考えなくてもよい。
ご飯とお味噌汁があればそれで良い。
お米はよく洗って、ぬかについている雑菌をなるべく洗い落とす。
お米が水を含んで、炊かれる準備ができていれば、良い炊飯器でなくてもおいしく炊ける。早炊きでもよい。
基本に忠実に。
お味噌汁の具は何でもよい。
だしを取らなくてもよい。
お椀1杯分のあり合わせの野菜などを鍋に入れる。
同じくお椀1杯分の水を入れ、火をつける。
うまみは野菜から出る。
あれば練り物とか卵とかいっしょにグツグツ煮る。
いろんな色のものを入れると綺麗。
味噌をといて盛り付けると、ちょうどお椀1杯の味噌汁ができる。
お味噌汁を作る時、キャベツを手でむしったり、料理にはまな板を必ず使わないといけないということはない。
それから、レシピにこだわらないでよい。
量とか作り方とか、ええ加減でいいんです。
料理をほとんどしない人に、気軽に料理をして欲しいというお話だったのですが、料理がそう得意でもない一般主婦にとっても、励みになるお話でした。
いろんなパターンのお味噌汁が、あの柔らかな関西弁の語りとともにパッパッと出来上がっていく。
文字にすると面白味も何もありませんが、白いご飯とシンプルなお味噌汁はさすが、何とも美味しそう!
だしをとらなくてもいい、というのも目からウロコでしたね。
そこで早速ダシを気にしない味噌汁を作ってみましたよ。
これとこれは合うんだろうか?と、無意識に浮かんでしまうヘタな考えはもう抜きにして、手元にある具材、入れたい具材を入れて作ったのがこれ。
キャベツ、ピーマン、きゅうり、おさかなソーセージ、モロヘイヤ、細ネギ、以上。
土井先生になったつもりでシンプルに。かきまぜない。
出汁なし味噌汁、なかなか美味しかったですよ。
普段きゅうりはお味噌汁には入れないんだけど、やってみるとそれもありかなと思えるのが楽しい。
一汁一菜のご飯、お腹にも心にも軽くやさしく、おすすめです。